エッセイ

ニュージーランドからの通信 2013年10月

ニュージーランドの民放で「千と千尋の神隠し」が放映されました。英語のタイトルは「Sprited Away」となっています。二カ国放送ではないので、全編英語で放映されていました。どの程度英訳されているのかと思ったら、「ゆばあば」「はく」「こはく」は、そのままでした。ところが「かおなし」は、「No Face」となっていました。自分の名前を奪われること(思い出せなくなること)がその人を支配してしまうことにつながるため、その名を巡って物語が展開しているのですが、この部分は英語ではうまく理解できないだろうなと思いました。そして、この文章を書いていて思ったのですが、「かおなし」は「名無し」なんですね。(国重)