9月9日に日本に戻ってきました。気仙沼での勤務も10月11日から再開しています。
こちらに来るとひとりでの生活になりますし、列車での通勤ですので、本を読む時間を持つことができています。本を読むといろいろなことを考えることができるので、本を読むことが必要だとつくづく感じているところです。
気仙沼高等学校では、今学期から放課後にカウンセリング室を解放し、会話の場を提供してみようと考えています。教員、生徒と一緒にいろいろなトピックについて、お互いの考えを出し合うという場です。「教科書のない教室」と名付けました。このようなことから何かまた感じ取ることができたり、気づくことができればと考えているところです。
最近の読んだ本は次のものです。
夏目漱石著 「こころ」
グレゴリー・ベイトソン著 佐藤良明訳 「改訂版 精神と自然——生きた世界の認識論」
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン著 「青色本」
茂木健一郎著 「意識とはなにか―「私」を生成する脳」(ちくま新書)
震災関係の本も引き続き読んでいきたいと考えています。(国重浩一)
こころ (新潮文庫) | |
夏目 漱石
新潮社 2004-03 |