私とカウンセリング 64

私とカウンセリング by 辻和子


看護歴28年、精神科の看護がより難しいと・・・医療が変化する中で医療機械に振り回されずにできる看護は、言葉の援助と対応なら「言葉の援助技術を学習すること」その為には、クライアントの気持ちを受けとめ(看護者がコップを空にして)入れていく・・・自己一致するため価値観を「こうあるべきだ」ではなく「このような考え方もある・・・別の見方をすると」というように型にとらわれない。
今、ナラティブでの学習が興味的です。人が問題ではなく、問題が問題である
山下みどりさんのまとめで、外在化する会話法は、問題をその問題が浮かび上がってきた文化的な価値体系のなかに位置づけることの手助けをする。
カウンセラーがささいな会話で得られる、問題解決に通じる(気づき)を見逃さないことが大切で、そのことをクライアントに(気づき)返すことで行動の変化も見逃さないことが大事である。年齢を重ね、前向きでありたいと常に思う毎日です。