佐々木雄二「自律訓練法の実際―心身の健康のために」創元社、1984、¥1,575
もともと自律訓練法は、催眠療法が基礎となっていて、シュルツという人がが考え出しました。(ちなみに精神分析も、催眠療法を学んだフロイトによって考え出されている。)
催眠療法との違いを大雑把に言えば、他者暗示によるものか、自己暗示によるものかの点です。自律訓練法は、自己学習でも習得することができ、一種の自己暗示によって心身をセルフ・コントロールするものです。(さらにちなみに行動療法でも、系統的脱感作法という技法などの中で、この自律訓練法が導入されることもある。)
この本は、専門書的な内容となっています。
自律訓練法の実際―心身の健康のために 佐々木 雄二 創元社 1984-10 by G-Tools |