エクトン・銀色夏生著 「ECTON×銀色夏生 変化は起き続ける」 2011年 ヴォイス 1600円+税
「答えはクライアントの中にある?」ということは、全ては自分の中にあるということ?では、なぜ人は、解決できない悩みを抱え込むようにして、苦しまなければいけないの?何気なくページを捲ったら、目次にそのまま疑問の答えがありました。エビデンスを欠くため公にはしにくい本で、見る人が見たら、何この眉唾本!?と言いたくなるような意識体と詩人との会話を扱ったチャネリングの本です。心理学を学び始める20年ぐらい前に、心理士を身近に知らなかった自分が、当時のしんどさを軽くするために関連した本を開いたことがありました。最近、まだ、こんな本もあるんだぁ、と思いながら他の理論の本と一緒に求めて来た、読むとは思いもしなかった一冊です。しかし、欲しかった答えがありました。初めて見る人は、宇宙、スピリチュアル、占い・・・などの文字に身を引くかもしれません。物質世界にいることの不自由さ、苦痛を包み込んで、心を収める生き方へのヒントが書いてありました。方向は違いますが、ある意味老子のタオ、ハコミの世界観に似ているかも知れません。心理の堅い理論に疲れた時にどうぞ。
ECTON×銀色夏生 | |
エクトン リチャード・ラビン 銀色夏生 チャンパック
ヴォイス 2011-06-25 |