わたしのおすすめ本 128

わたしのおすすめ本 by 江田照美

1)エクトン・銀色夏生著 「ECTON×銀色夏生 変化は起き続ける」 2011年 ヴォイス 1600円+税

「答えはクライアントの中にある?」ということは、全ては自分の中にあるということ?では、なぜ人は、解決できない悩みを抱え込むようにして、苦しまなければいけないの?何気なくページを捲ったら、目次にそのまま疑問の答えがありました。エビデンスを欠くため公にはしにくい本で、見る人が見たら、何この眉唾本!?と言いたくなるような意識体と詩人との会話を扱ったチャネリングの本です。心理学を学び始める20年ぐらい前に、心理士を身近に知らなかった自分が、当時のしんどさを軽くするために関連した本を開いたことがありました。最近、まだ、こんな本もあるんだぁ、と思いながら他の理論の本と一緒に求めて来た、読むとは思いもしなかった一冊です。しかし、欲しかった答えがありました。初めて見る人は、宇宙、スピリチュアル、占い・・・などの文字に身を引くかもしれません。物質世界にいることの不自由さ、苦痛を包み込んで、心を収める生き方へのヒントが書いてありました。方向は違いますが、ある意味老子のタオ、ハコミの世界観に似ているかも知れません。心理の堅い理論に疲れた時にどうぞ。

 

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2)くるねこ大和著 「絵本漫画やつがれとチビ」 2008年 幻冬舎、800円

自分は今何をしているんだろう、何をしなければいけないんだろう、何に気付けてないんだろう・・・考えれば考えるほど、答えが得られなくなったとき本屋で見つけた絵本。開いて「はぁ?、何だこれ・・・」その後引き込まれて大笑い、だよねだよね、で、一気に読んで、最後に涙が一粒。ただ、物事の流れに一喜一憂する、そして、たんたんと日々を重ねること、生きることがとても軽く、あったかく、表現されている猫の絵本。しかも、文字は、最小限しかなく、感じることに言葉は要らないと感じさせてくれました。一息の生きることへの休憩時間。もし、お読みになりたいと感じられた方は、お声を掛けてくださいな。

 

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