私とカウンセリング 129

私とカウンセリング by 船盛悦子

今年に入り目標、遣り甲斐が見つからないまま何となく過ごし、年末からの疲れやイライラから仕事に集中できないまま過ごしていました。仕事で特に夜勤帯で集中が出来なく自分中心の考えで勤務していました。そうなると相手の失敗が多くなりそれをフォローすべく自分が常にイライラし、起こった事がらだけではなく相手の日常の行動に対して腹がたって、自分の気持ちをコントロールすることが大変でした。気持ちを切り替えるため、小さい頃からお参りしていた霧島神宮へ行き、手を合わせ、大きな木に囲まれた中で深呼吸をしてマイナスイオンを浴びて心を落ち着けました。

そこで思ったことがカウンセリングの勉強会の中で清原先生が以前言われ、私の心にいつもある言葉で『行動は戒めても、思いは理解しましょう』という事でした。そのことを考えると常に冷静に他の方の事を客観視できる自分がいる気がします。元来、私自身が短気で真っすぐで、喜怒哀楽が激しい性格です、人を責めてしまい押しつける所があります。何年もカウンセリングを学んでいますが、自分の感情のコントロールが難しいです。時々、自分を見失う事はありますが、色々な方々の話やご意見を聞くなかで成長はしているとは思います。朝日新聞にコラムを載せている月読寺・正規寺住職の小池龍之介さんが昨年書かれた中に、『こんなに修業を積んでいる自分が、自分の中にエゴがある事に驚いた』と書かれてありました。煩悩がある人間は、自分の心と葛藤しながら生きていると思いました。

色々な考え方を人それぞれがし、悩み苦しみも人それぞれでその方になり違いますが、心を寄り添う事は出来ると思います。少しでも何か役に立つことが出来ればと思い、1年半がかりでヒーリングマッサージのインストラクターの免許を取りました。心と身体のバランスが取れることが心の健康につながると思います。心・体が疲れたと感じたら私のヒーリングを受けに来て下さい。

桜島 Sakurajima