私とカウンセリング 113

私とカウンセリング by 吉山いづみ

 

先月、初めてKCS研究会に参加させて頂きました。

今回、「私とカウンセリング」を書くことになり戸惑いましたが、自己紹介を交えながら、初めましてのご挨拶をさせて頂こうと思います。

私が最初、心理学を学びたいと思ったのは大学2年生の時でした。心理学を学べる大学に行きなおしたいと、両親に相談しましたが経済的なことや考えの違いなどもありその時はどうしたらいいのかわからないまま実現できずに時が流れました。

本当にやりたいと思えることに気付いたのにどうしてうまく進められないのだろうと悔しくて涙を流しました。

大学卒業後は期限付教員として数年間、中学校で英語教諭をさせていただきました。

その後、オーストラリアに1年間行き、約3ヶ月ずつ、1つの町に滞在して働きながら1人でオーストラリアを一周する旅をしました。

オーストラリアでは様々な体験をしました。田舎の方では農家で働かせてもらい、先がみえない程に長いレーンでズッキーニやスクウォッシャなどの野菜の収穫を毎日しました。

また、別の町では幼稚園でボランティアとして働かせてもらい、次の町では海上のハウスボートに滞在し真珠を養殖するお仕事のお手伝いをさせてもらいました。そこでは、寝ても覚めても360度どこを見渡しても海という環境で過ごし、鯨の群れをみたことを覚えています。

最後の町ではカフェで働かせてもらいました。

この1年は素晴らしい出会いもたくさんありましたが、1人でいる時間が多く孤独を感じながら自分をみつめた時間になりました。

帰国してからは、心理関係のことを何か始めたいけれど、いまだにどうしていいのかわからないまま英語教室で講師として働いていました。

結婚し、第2子を出産した後にこれからは一生、自分が究めたいと思えることに取り組んでいきたいと思ったときに、心理関係のことがしたいと再び思いました。

それから教育カウンセラーのことを知り学ばせてもらったり、清原先生の講座に通わせてもらったりしてスタート地点に立ったばかりです。

現在、スクールカウンセラーとして1校行かせてもらっています。

幼稚園生の娘2人の子育て中で、時間的にも経済的にも自由が減り不安も抱えていますが、ゆっくりかめさんのペースでも1つずつ学んび続けて私なりに一歩ずつ進んでいきたいと思います。

KCS研究会では聴講生のようでしかいられないと思いますが、皆様のお言葉や考えからたくさん学ばせて頂けたらありがたいです。

よろしくお願致します。