私とカウンセリング by 船盛悦子
急性期病棟に勤務となり2年余りになります。色々な患者との出会いがありましたが、常に心の病の難しさを痛感しています。先日、お寺で説法を聞いていた時、お坊さんが「心とは、コロコロ変わるので心と言われています」とのフレーズがありました。以前、そのような事があり戸惑った事がありました。言葉の奥の思いに寄り添う事の難しさ、患者自身が気づかないおもいや、堂々巡りしている考えを紐解く事の難しさも日々感じています。
しかし、日々働く自分達のメンタル面のサポートの難しさも感じています。先日テレビの中で、仕事仲間よりのストレスが人間には、一番であると言っていた。勤務する仲間の移動があり、新しい仲間の悩みが結構あることがわかりました。たわいもない話の中でも色々気づくことがあり、日々の中での声掛けや「大丈夫だよ」の言葉の大切さを感じています。自分の心の在り方については、まだまだ未熟であり迷いがあります。鹿児島メンタルサポートの勉強会に参加させて頂き、みなさんの経験や意見を聴かせて頂きながら勉強させて頂き自分を磨いていきたいと思います。