わたしのおすすめ本 by 船盛
坂田三允『天使の病理―人格障害は時代の病か』 2007 岩波書店 1,100+税
「正常と異常の堺の、あまりに天使的な関係の障害」と帯タイトルがついています。作者の看護師としての経験談、人格障害者とのやり取りが描かれています。
うつ病と同様に現代の病とも言われている人格障害者との対応について、リアルに正確に書かれ読みながら納得する場面があっちこっちに描かれています。
人格障害の方には、言動にいつも振り回されしまいがちです。この本を読んで病院での看護師の心情や対応など理解できるかと思いますので、是非、読んでみてください。
天使の病理―人格障害は時代の病か (双書 時代のカルテ) | |
坂田 三允
岩波書店 2007-11-29 by G-Tools |