私とカウンセリング 107

私とカウンセリング by 日高ひとみ

 

初めまして。こんにちは。日高ひとみと申します。

まだ、カウンセリングの勉強を始めたばかりです。今回、突然の原稿依頼に何を書こうか随分戸惑いましたが、私という人間を知ってもらうことが一番かなと思ったので、自分の事を書かせてもらいました。

私は鹿児島生まれの鹿児島育ちです。生まれつきの感音声難聴(60~70dB)で、補聴器を使用しています。子どもの時は補聴器がなかったので、随分不自由で理不尽な思いをしてきました。今でもよく覚えていますが、小2の春、周りの友だちとは違う自分に気付き、心の世界が一変したことを。何故生まれてきたのだろうか、こんな私が生きていていいのだろうか…と。そんな思いが一気に押し寄せてきて、潰されそうになったことを。こんな子どもの時代だったので、否応なしに自分の心と向き合うことの多い人生を歩んできていると思います。

教職をやめて子育てに専念してきましたが、一昨年、小学校の支援員として発達障害の子どもと関わりながら、そして、不登校の娘と関わる中で、理論的な裏付けの必要性を感じ、もっと勉強してみたいと思うようになりました。そんな時に、森永先生に出会い、研究会に誘われたのです。出会いって不思議なものですね(^^)

聞くことの難しさを抱えた私がカウンセリングするのは、結構難儀なことなのかもしれません。でも勉強したい思いが、ありますので、頑張ってみようと思っています。皆様、どうぞよろしくお願いします。