河合隼雄「とりかへばや、男と女」新潮社 1991 ¥1500(+税)
河合さんの本なので心理的なことが描かれているのかと手に取ってみたところ、映画や物語を素材としている。中でも映画好きの私はつい最近『十二夜』を観たばかりで女性が女性(男装した)を口説くシーンなど楽しめるものだが性差、ジェンダー、秩序の枠組みを破って心の深みを追求したものである。男女の境界を超えるものを追求していて、なにかしら面白い本でもあった。
とりかへばや、男と女 | |
河合 隼雄
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