私とカウンセリング(36)by 青山高志

2006年5月27日,No.36
 私がカウンセリングに興味を持ちはじめたのは,今から約10年ほど前の事でした。当時は,病院で放射線検査・血液検査・内視鏡検査などの助手として働いていましたが,その後の将来の事については漠然としか考えていませんでした。このままではいけないと,自分の人生を模索している中で出合ったのが,心理学関連の書物でした。初めの頃は一般向けの本を読みあさっていたのですが,その中でも交流分析に目が止まり,しばらくはそればかり学習していました。医療現場にたずさわっていた事もあって,心身医学にも関心が広がり,次第に心理カウンセリング関係の仕事がしたいと思うようになりました。これまでの検査助手というような機器を扱う仕事に対して,人に心を扱う職種というのは,私のとっては新鮮で欠けている部分でもありました。その当時,自分の学力や経済力なども含めた環境・状況からして,看護の道から入り,精神保健の分野でなら自分にでも心理により近い関連のある仕事が出来るのではないかと思い,働きながら准看護学校から…と地道に歩んできました。
 看護学を学ぶかたわら,心身医学的心理療法を独学でも学んでいたのですが,まだらな知識だけあって技術がないことへの反省から,清原先生のカウンセリング講座や各種研修会に参加するなどして,体験することに重点を置くようになりました。そして幸運なことに,今年度からこのカウンセリング研究会に参加させていただける事になり,感謝の気持ちと期待でいっぱいです。
 今ようやく看護師となり,カウンセリングの一分野でもある産業カウンセラーの資格を取得したのも,カウンセリングの自信や実戦経験もほとんど無いのに等しいので,このカウンセリング研究会で多くを学び,今まで以上に態度・知識・技術の向上に努め,実践の場も何らかの形で持ちたいと思います。